SADIOT LOCK Plate
SADIOT LOCK本体は両面テープで固定する製品となりますが、『SADIOT LOCK Plate』を用いることで、両面テープを使わずに扉に固定することができます。
『SADIOT LOCK Plate』を使用してSADIOT LOCKを設置する場合には、設置条件の確認や取付工事が必要となりますので、設置をご検討の場合は弊社サービス代行店までお問い合わせください。
ミネベアショウワ サービス代行店は”こちら”ご確認ください。
SADIOT LOCK Plate の取付可否確認
サムターンのつまみ形状の確認
サムターンのつまみの形状をご確認ください。
形状が正面から見て特殊な形状の場合、取付けが行えません。
× 対応していません
また、大型レバーハンドル(プッシュプル錠)等、SADIOT LOCK Plateをサムターンの下に
差し込むことができる形状となっていない場合は取付けが行えません。
× 対応していません
大型レバーハンドル等
防犯サムターンの設置の場合
防犯サムターンとは玄関ドアのサムターンを外側から特殊な器具等で強引に操作し、建物の中に侵入する犯罪手口を防止する為の仕組みがついているサムターンの事です。
つまみにあるスイッチの押し込みにスライド動作が必要な物は取付けが行えません。
代表的な型番での対応可否は以下となります。
※防犯サムターンにSADIOT LOCKを取付けした場合、防犯サムターン特有の機能はご利用頂けなくなります。
イメージ | メーカー | 型番 | 取付け可否 |
---|---|---|---|
MIWA | B5型 | 〇 |
イメージ | メーカー | 型番 | 取付け可否 |
---|---|---|---|
GOAL | TME型 | 〇 |
イメージ | メーカー | 型番 | 取付け可否 |
---|---|---|---|
シブタニ (Clavis) | THX型 | 〇 |
イメージ | メーカー | 型番 | 取付け可否 |
---|---|---|---|
Opnus | TH-011型 | × |
イメージ | メーカー | 型番 | 取付け可否 |
---|---|---|---|
MIWA | U1型 | × |
イメージ | メーカー | 型番 | 取付け可否 |
---|---|---|---|
GOAL | TBM型 | × |
サムターンの動き方の確認
施錠もしくは解錠する際に、90度より大きくサムターンを動かす必要のあるものには取付けが行えません。
施錠もしくは解錠する為にサムターンを動かして、手を離すとサムターンが自動的に元の位置に戻るものには取付けが行えません。
サムターンが施錠(0度)、解錠(90度)以外の位置(45度など)でも止まるものには取付けが行えません(ガードロック錠前等)。
ベースプレートの厚みについての注意点
サムターンが扉に設置されている状態で、サムターンカラーを持ち上げた時に、扉とサムターンカラー底面に1mm以上の隙間(ベースプレートが入り込むスペース)がないと、取付けを行えません。
サムターンカラーが動かない(持ち上がらない)タイプについては、ベースプレート(1mm厚)が扉とサムターンカラーの間に入ることを想定した上で、通常のサムターン動作が問題なく行えることをご確認ください。
取付けスペースのご確認
取り付けに必要なスペース詳細とベースプレート寸法
原則、電池交換を考慮した寸法でご確認ください。
電池交換スペースが確保できない場合は、電池交換が「できない」または「スムーズに行えない」可能性があります。
サムターン切欠穴について
扉穴径は φ32~φ41mm であること。
且つ、扉穴径とサムターン本体との扉穴との隙間が 2mm以上 あること(ベースプレート固定部が入るスペース)。
対応するサムターン寸法
サムターン自体が図のようにサムターンの中心に回転軸がなく、偏芯しているものがありますのでご注意ください。
扉のサムターン切欠穴の中心点とサムターンの軸の中心にズレがある場合も偏芯のあるものとしてご確認ください。
- A:カラー中心軸とつまみ回転軸の偏芯量
- B:カラー最外径
- C:つまみ厚み
- D:つまみ回転軸から端までの長さ
- E:つまみ高さ
- F:扉面からつまみ頂点までの高さ
サムターン偏芯なし | サムターン偏芯あり | |
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A | 0mm | 6mm以下 |
B | φ50mm以下 | φ45mm以下 |
C | 13.8mm以下 | 13.8mm以下 |
D | 6mm以上~25mm以下 | 6mm以上~(22.5+A)mm以下 |
E | 5mm以上 | 5mm以上 |
F | 15mm~65mm | 15mm~65mm |
サムターン偏芯時の設置向き
サムターンカラーの中心とつまみ回転軸が一致していないもの(偏芯している)は、SADIOT LOCKを横から設置することができない為、取付けすることができません。
必ずベースプレートが上下方向での設置となるようにご注意ください。